ティッシュボックスケース。

裏返して「フタ」をはずすと箱になるので、これを使って小物を入れられる引き出しを
作ってみようと6ヶ購入しました。
まず最初にティッシュボックスを「箱」化します。

裏のスライドさせてあけるフタについている「枠」をパキッとはずし、本体の位置に木工ボンドで
取りつけます。(元の位置にピッタリはまる感じです)

ティッシュの取り出し口を中からふさぎ、箱(引き出し)の底にはまるよう先ほどのフタ板を
カットします。
フタ板は薄いベニヤなのでカッターで力を入れながら何度かなぞると切れます。
そしてボンドでフタ板を貼り付けました。

ティッシュボックスの引き出し部分の「箱」化が完了。

引き出しは前面だけ着色すればOK。
乾いたら取っ手をつけますが、付属のネジでとめる他に木工ボンドでもしっかり着きます。
これで、引き出し部分は完成です。
次に、引き出しの「外側」を作ります。
同じ桐素材の板を引き出しの大きさに合わせてカットし、隠しクギとボンドを使い、
ネジ穴が見えないよう組み立てました。

こちらが隠しクギ。

カナヅチで、青い部分までクギの頭を打ち込み、横からこの部分を「だるま落とし」のように
飛ばします。
右:クギ穴の大きさの違い。
小さな穴が残るものの、「クギあと」が見えにくくなります。
あとは塗装すると、ほとんどみえなくなりますが、気になる場合はパテなどで埋めると
釘あとがわからなくなるので、表面をキレイに見せたい場合など重宝しています。
「外枠」はチョコレート色のペンキ(水性)を水で薄めて塗り、サンドペーパーでやすりがけ、
最後にニスを塗り、全体的にシャビーな感じに仕上げました。

中身がわかるよう引き出し前面に木工ボンドで「プレート」をつけます。

ティッシュボックスの材料をほとんど捨てずに作れるのが嬉しいところです。
一から引き出しを作るのは大変だけど、こういう「箱」+「取っ手」+「納める枠」で
引き出し作りが簡素化できるし、材料費もとても安くできました。

こちらは、別な配色+4ヶパターンで作ってみました。
ミニ引き出しと言えども、ティッシュボックスの大きさは小物を収納するのに臨機応変というか、
フレキシブル的サイズな上に結構入るなあ〜と思います

引き出しごと持ち運びするのにも良いサイズですよ。
・・・材 料・・・
・桐材のティッシュボックス(100円均)
・「外枠」に使った桐材/12ミリ厚
・隠しクギ
・木工ボンド
・ペンキ
・ニス
・取っ手
すごい!見栄えといい実用度といい、お見事!の一言につきますよね♪
いいもの見させていただきました。アリガトウゴザイマス♪